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撐
ふりがな文庫
“撐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ささ
50.0%
さゝ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささ
(逆引き)
上辷
(
うわすべ
)
りのする赭色の岩屑を押し出した岩の狭間を
匍
(
は
)
い上って崖端に出ると、偃松の
執念
(
しつこ
)
く
搦
(
から
)
みついた破片岩の急傾斜が
甍
(
いらか
)
の如く波を打って、真黒な岩の大棟を
撐
(
ささ
)
えている。
絶巓
(
ぜってん
)
はすぐ
其処
(
そこ
)
だ。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
撐(ささ)の例文をもっと
(1作品)
見る
さゝ
(逆引き)
劔
(
つるぎ
)
を
杖
(
つゑ
)
に。
松陰
(
まつかげ
)
の。
巖
(
いはほ
)
撐
(
さゝ
)
へて。
吐息
(
といき
)
つく。
時哉
(
をりしも
)
見ゆる。
若武者
(
わかむしや
)
は。
是
(
こ
)
は
抑
(
そも
)
軍
(
いくさ
)
の。
使
(
つかひ
)
かや。
見
(
み
)
れば
衣
(
ころも
)
の。
美麗
(
うるはし
)
さ。
新郎
(
はなむこ
)
とかも。
訝
(
あや
)
またる。
其鬚髯
(
そのほうひげ
)
の。
新剃
(
にひそり
)
は。
秋田
(
あきた
)
を刈れる。
刈稻
(
かりしね
)
の。
齊
(
そろ
)
へる
樣
(
さま
)
に。
「西周哲学著作集」序
(旧字旧仮名)
/
井上哲次郎
(著)
撐(さゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
撐
部首:⼿
15画
“撐”のふりがなが多い著者
井上哲次郎
木暮理太郎