トップ
>
饜
ふりがな文庫
“饜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あ
78.6%
あき
7.1%
あきた
7.1%
ア
7.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あ
(逆引き)
彼は毎日海亀の脂や石焼の仔豚や人魚の胎児や蝙蝠の仔の
蒸焼
(
むしやき
)
などの美食に
饜
(
あ
)
いているので、彼の腹は脂ぎって
孕
(
はら
)
み豚の如くにふくらんでいる。
南島譚:01 幸福
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
饜(あ)の例文をもっと
(11作品)
見る
あき
(逆引き)
絶交しても
饜
(
あき
)
たらぬように思われるが、翌日甲乙が互いに話し合うところを見ると、前夜用いた
罵詈
(
ばり
)
の
言
(
げん
)
は、いずれにあったかを解するに苦しむことがある。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
饜(あき)の例文をもっと
(1作品)
見る
あきた
(逆引き)
つくすとも
饜
(
あきた
)
るべき
奴
(
やつ
)
ならずと
冷凍
(
ひえこほ
)
る
拳
(
こぶし
)
握
(
にぎ
)
りつめて
當處
(
あてど
)
もなしに
睨
(
にら
)
みもしつ
思
(
おも
)
ひ
返
(
かへ
)
せばそれも
愚痴
(
ぐち
)
なり
恨
(
うら
)
みは
人
(
ひと
)
の
上
(
うへ
)
ならず
我
(
わ
)
れに
男
(
をとこ
)
らしき
器量
(
きりやう
)
あらば
是
(
こ
)
れ
程
(
ほど
)
までには
窮
(
きゆう
)
しもすまじアヽと
歎
(
たん
)
ずれば
吐
(
つ
)
く
息
(
いき
)
しろく
見
(
み
)
えて
身
(
み
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
饜(あきた)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ア
(逆引き)
朝三
(
チョウサン
)
ノ食
秋風
(
シュウフウ
)
ニ
饜
(
ア
)
クとは申せども、この椎の実とやがて栗は、その椎の木も、栗の木も、背戸の奥深く
真暗
(
まっくら
)
な
大藪
(
おおやぶ
)
の多数の
蛇
(
くちなわ
)
と、南瓜畑の
夥多
(
おびただ
)
しい
蝦蟇
(
がま
)
と、相戦う
衝
(
しょう
)
に当る、地境の悪所にあって
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
饜(ア)の例文をもっと
(1作品)
見る
饜
部首:⾷
23画
“饜”を含む語句
属饜
饜果
饜飫
“饜”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳冨蘆花
二葉亭四迷
中島敦
新渡戸稲造
蒲原有明
樋口一葉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
上田敏
森鴎外