“遜(のが)” の例文
太子の尊き位を遜(のが)れ給うた釈迦牟尼世尊には、宏壮なる殿堂に住み、金襴の法衣を纏うが如きはその本意でなかったに相違ない。
特殊部落と寺院 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
夫(そ)れ(二)學(がく)は載籍(さいせき)極(きは)めて博(ひろ)けれども、猶(な)ほ信(しん)を六蓺(りくげい)に考(かんが)ふ。(三)詩書(ししよ)(四)缺(か)けたりと雖(いへど)も、然(しか)れども(五)虞夏(ぐか)の文(ぶん)知(し)る可(べ)き也(なり)。堯(げう)將(まさ)に位(くらゐ)を(六)遜(のが)れんとするや、虞舜(ぐしゆん)に讓(ゆづ)る。