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遜色
ふりがな文庫
“遜色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そんしょく
87.1%
そんしよく
12.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんしょく
(逆引き)
日本人がともすれば
自惚
(
うぬぼ
)
れがちで世界のどこに比してもすべての点で
遜色
(
そんしょく
)
ないもののように考えるのは甚だ間違っていると私は思う。
伝統と進取
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
なぜ皇子の歌に比して
遜色
(
そんしょく
)
があるかというに、和え歌は受身の位置になり、相撲ならば、受けて立つということになるからであろう。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
遜色(そんしょく)の例文をもっと
(27作品)
見る
そんしよく
(逆引き)
が、批評も亦紅毛人の作品に
遜色
(
そんしよく
)
のあるのは確かである。僕はかう云ふ
荒蕪
(
くわうぶ
)
の中に唯正宗白鳥氏の「文芸評論」を愛読した。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
成程豊臣秀吉は岩見重太郎に比べても、少しも
遜色
(
そんしよく
)
はないかも知れない。けれどもそれは明らかに絵本太閤記の主人公たる伝説的人物の力である。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
遜色(そんしよく)の例文をもっと
(4作品)
見る
“遜色”の意味
《名詞》
遜色(そんしょく)
他と比べて劣っていること。見劣りすること。
(出典:Wiktionary)
遜
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“遜”で始まる語句
遜
遜志斎
遜下
遜位
遜譲
遜志斎集
“遜色”のふりがなが多い著者
田中英光
九鬼周造
二葉亭四迷
中里介山
高浜虚子
紫式部
吉川英治
大隈重信
斎藤茂吉
谷崎潤一郎