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抑遜
ふりがな文庫
“抑遜”の読み方と例文
読み方
割合
よくそん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よくそん
(逆引き)
しかし五百の胸をば棠を
惜
(
おし
)
む情が全く占めていたので、陸は十分に母の愛に浴することが出来ずに、母に対しては
頗
(
すこぶ
)
る自ら
抑遜
(
よくそん
)
していなくてはならなかった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
卑しき色慾を知りて、高き愛情を解せざる男の心と、深けれども能く
澹泊
(
たんぱく
)
に、大いなれども能く
抑遜
(
よくそん
)
せる我心とは、日を同じくして語るべからず。さきの日の物語の憎かりしことよ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
若
(
も
)
し
之
(
これ
)
に続いてカ君とコメデイアの社長との決闘が行はれ、
凡
(
すべ
)
てにカ君が
抑遜
(
よくそん
)
の態度を示さず、フランセエズ座が
此
(
この
)
問題の騒ぎの中にも
猶
(
なほ
)
「プリム・ロオズ」を演じて居る如き執拗を改めないなら
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
抑遜(よくそん)の例文をもっと
(3作品)
見る
抑
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
遜
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
“抑”で始まる語句
抑
抑々
抑揚
抑〻
抑留
抑圧
抑制
抑止
抑覇
抑損
“抑遜”のふりがなが多い著者
与謝野寛
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
与謝野晶子
森鴎外