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卑下慢
ふりがな文庫
“卑下慢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひげまん
80.0%
ヒゲマン
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひげまん
(逆引き)
翌る日の朝、あの
卑下慢
(
ひげまん
)
の用人川前市助が、明神下の平次の家へ、見識と物々しさを振り落したやうな顏で飛び込んで來ました。
銭形平次捕物控:204 美女罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
よく肥つて、脂ぎつて、鼻が
大胡坐
(
おほあぐら
)
をかいてゐる五十二三の眞つ黒な男ですが、調子が
卑下慢
(
ひげまん
)
で、妙に拔け目がなささうで、申分なく用人摺れがして居さうです。
銭形平次捕物控:204 美女罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
卑下慢(ひげまん)の例文をもっと
(4作品)
見る
ヒゲマン
(逆引き)
かう言ふ、僅かなことの答へにも、極度に
遜
(
ヘ
)
り降つた語つきに、固い表情を、びくともさせる房主ではなかつた。
卑下慢
(
ヒゲマン
)
とは、之を言ふのか、顏を見るから、相手を呑んでかゝる工夫をしてゐる。
死者の書 続編(草稿)
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
卑下慢(ヒゲマン)の例文をもっと
(1作品)
見る
卑
常用漢字
中学
部首:⼗
9画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
慢
常用漢字
中学
部首:⼼
14画
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野村胡堂
折口信夫