“寂滅無常”の読み方と例文
読み方割合
じゃくめつむじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分はこれから何処いずこに行こうか。雨はさかんに降ってくる。上野の鐘が鳴る前世紀の人達が幾百年聞き澄ましたそれと同じ寂滅無常じゃくめつむじょうの声。
曇天 (新字新仮名) / 永井荷風(著)