“寂滅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃくめつ66.7%
じやくめつ28.6%
ひっそり4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こいつは臭いと思ったから、船をとめさせて指で石をはじいて見ると、カチンというところがポコンといった。これで伏鐘組は寂滅じゃくめつ
そして私は犧牲も悲哀も寂滅じやくめつも望んではゐない——さういふのは私の好みではない。私はやしなひ育てたいので、枯らしたいのではない。
「あ、」というとたちまち寂滅ひっそり
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)