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じゃくめつ
ふりがな文庫
“じゃくめつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
寂滅
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寂滅
(逆引き)
了善上人には
御連合
(
おつれあい
)
も先年
寂滅
(
じゃくめつ
)
なされ、
娘御
(
むすめご
)
お一人御座候のみにて、
法嗣
(
ほうし
)
に立つべき男子なく、遂に愚僧を
婿養子
(
むこようし
)
になされたき由申出され候
中
(
うち
)
、急病にて
遷化
(
せんげ
)
遊ばされ候。
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
僧族、貴族、主族の手合いを、鶏のように潰してしまう。麗人国は
寂滅
(
じゃくめつ
)
だ。……よろしい戦争はひらくがいい。だがその前に考えてくれ。どこから兵糧を持って来るかとな。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いわばこの桶の中の
空
(
そら
)
のように、静かながら慕わしい、安らかな
寂滅
(
じゃくめつ
)
の意識であった。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
じゃくめつ(寂滅)の例文をもっと
(14作品)
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