“じやくめつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
寂滅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを案じ得ない三四郎は、現に遠くから、寂滅じやくめつを文字の上にながめて、夭折の憐れを、三尺のそとに感じたのである。しかも、悲しい筈の所を、こゝろよく眺めて、うつくしく感じたのである。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
いとまれに。——かくて、骨泣く寂滅じやくめつ死の都、見よ。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
いま寂滅じやくめつ落暉ゆふのひ
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)