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熄
ふりがな文庫
“熄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
や
94.8%
き
1.3%
と
1.3%
やす
1.3%
ヤ
1.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
や
(逆引き)
宗厳も「道」を求めて
熄
(
や
)
まない。人生の道、兵法の道、禅の道、極まりのない道である。——おたがいに迷悟の定まらない者同士が
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
熄(や)の例文をもっと
(50作品+)
見る
き
(逆引き)
折から灯籠の中の
灯
(
ひ
)
の、香油は今や尽きに尽きて、やがて
熄
(
き
)
ゆべき一
ト
明り、ぱつと光を発すれば、朧気ながら互に見る
雑彩
(
いろ
)
無き
仏衣
(
ぶつえ
)
に
裹
(
つゝ
)
まれて
蕭然
(
せうぜん
)
として坐せる姿、修行に
窶
(
やつ
)
れ老いたる面ざし
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
熄(き)の例文をもっと
(1作品)
見る
と
(逆引き)
案を払ひ香を
拈
(
ひね
)
つては謹んで無量義経の其中に両眼の熱光を注ぎ、
兀坐寂寞
(
こつざじやくまく
)
たる或夜は、
灯火
(
ともしび
)
のかゝげ力も無くなりて
熄
(
と
)
まる光りを待つ我身と観じ、
徐歩
(
じよほ
)
逍遥
(
せうえう
)
せる或時は
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
熄(と)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
やす
(逆引き)
そして、また窓の下の音楽を聴いていたが、タローガッタはなお
熄
(
やす
)
む様子もなく河の上に射す月の光に応じた。それは千里に連る原野の秘めた歴史のようであった。
罌粟の中
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
熄(やす)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヤ
(逆引き)
今、民窮シ、兵疲ルルモ、
事
(
コト
)
熄
(
ヤ
)
ムベカラズ、僅カニ一州ノ地ヲ以テ、吾レ二十倍ノ賊ト持久セントス。コレ臣ガマダ
解
(
ト
)
カザルノ(
戦袍
(
センポウ
)
ノ意)一
也
(
ナリ
)
。臣、タダ
鞠躬尽力
(
キッキュウジンリョク
)
、死シテ後
已
(
ヤ
)
マンノミ。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
熄(ヤ)の例文をもっと
(1作品)
見る
熄
漢検1級
部首:⽕
14画
“熄”を含む語句
終熄期
終熄
消熄
“熄”のふりがなが多い著者
吉川英治
アリギエリ・ダンテ
葉山嘉樹
魯迅
新渡戸稲造
内田魯庵
正岡容
海野十三
林不忘
横光利一