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蕭然
ふりがな文庫
“蕭然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうぜん
42.9%
せうぜん
21.4%
さみしくなる
14.3%
しょんぼり
7.1%
ひっそ
7.1%
ひっそり
7.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうぜん
(逆引き)
渠
(
かれ
)
は山に
倚
(
よ
)
り、水に臨み、清風を
担
(
にな
)
い、明月を
戴
(
いただ
)
き、了然たる一身、
蕭然
(
しょうぜん
)
たる四境、自然の清福を占領して、いと
心地
(
ここち
)
よげに見えたりき。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蕭然(しょうぜん)の例文をもっと
(6作品)
見る
せうぜん
(逆引き)
余也
(
よや
)
固
(
もとより
)
浅学
(
せんがく
)
にして多く
書
(
しよ
)
を
不読
(
よまず
)
、
寒家
(
かんか
)
にして書に
不富
(
とまず
)
、少く蔵せしも
屡
(
しば/\
)
祝融
(
しゆくいう
)
に
奪
(
うばゝ
)
れて、
架上
(
かしやう
)
蕭然
(
せうぜん
)
たり。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
蕭然(せうぜん)の例文をもっと
(3作品)
見る
さみしくなる
(逆引き)
おもふに、
人
(
ひと
)
散
(
ちれ
)
ば
演場
(
しばゐ
)
の
蕭然
(
さみしくなる
)
を
厭
(
いと
)
ふゆゑなるべし。いづくにか
出
(
いづる
)
所あらんと
尋
(
たづね
)
しに、此寺の四方
垣
(
かき
)
をめぐらして出べきの
隙
(
ひま
)
なし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蕭然(さみしくなる)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
しょんぼり
(逆引き)
その下にある中庭の
直
(
す
)
ぐ
傍
(
わき
)
の、薄暗い廊下を通って、小使部屋の前にくると内で
蕭然
(
しょんぼり
)
と、小使が一人でさも退屈そうに居るから、弟も通りがかりに、「おい淋しいだろう」と
談
(
はな
)
しかけて
死体室
(新字新仮名)
/
岩村透
(著)
蕭然(しょんぼり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひっそ
(逆引き)
艸花
(
くさばな
)
立樹
(
たちき
)
の風に
揉
(
も
)
まれる音の
颯々
(
ざわざわ
)
とするにつれて、しばしは人の心も騒ぎ立つとも、
須臾
(
しゅゆ
)
にして風が
吹罷
(
ふきや
)
めば、また
四辺
(
あたり
)
蕭然
(
ひっそ
)
となって、軒の
下艸
(
したぐさ
)
に
集
(
すだ
)
く虫の
音
(
ね
)
のみ独り高く聞える。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
蕭然(ひっそ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひっそり
(逆引き)
と
一際
(
ひときわ
)
蕭然
(
ひっそり
)
とする。時に隣座敷は
武士体
(
さむらいてい
)
のお客、降込められて遅くなって藤屋へ着き、是から湯にでも入ろうとする処を、廊下では二人で
窃
(
そっ
)
と
覗
(
のぞ
)
いて居る。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蕭然(ひっそり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蕭然”の意味
《名詞》
ひっそりして物寂しいさま。
(出典:Wiktionary)
蕭
漢検1級
部首:⾋
16画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“蕭”で始まる語句
蕭々
蕭条
蕭
蕭殺
蕭索
蕭何
蕭散
蕭関
蕭條
蕭瑟
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