“蕭條”の読み方と例文
新字:蕭条
読み方割合
せうでう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御年紀おんとし十五の若君わかぎみ御戒おんいましめことわりに、一統いつとう感歎かんたんひたひげ、たかしはぶきするものく、さしもの廣室ひろま蕭條せうでうたり。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
漱石山房そうせきさんぼうの秋のは、かう云ふ蕭條せうでうたるものであつた。
漱石山房の秋 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
漱石山房そうせきさんばうの秋のは、かう云ふ蕭條せうでうたるものであつた。
東京小品 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)