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蕭瑟
ふりがな文庫
“蕭瑟”の読み方と例文
読み方
割合
しょうしつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうしつ
(逆引き)
朝な夕な波は哀音を送って、
蕭瑟
(
しょうしつ
)
たる秋光の浜に立てば影なき人の姿がつい
眼前
(
めさき
)
に現われる。かあいそうは過ぎて苦痛になった。どうにかしなければならなくなった。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
寥廓
(
りょうかく
)
なる天の下、
蕭瑟
(
しょうしつ
)
なる林の
裏
(
うち
)
、幽冷なる池の上に音と云う程の音は
何
(
なん
)
にも聞えぬ。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「床に掛けてあるあの一軸。
蕭瑟
(
しょうしつ
)
とした秋の景。何者の筆とそちは思う?」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
蕭瑟(しょうしつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
蕭
漢検1級
部首:⾋
16画
瑟
漢検1級
部首:⽟
13画
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