“蕭何”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうか85.7%
セウカ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それ故に、国家は今、蕭何しょうかの任を、ご辺に附与するのである。乱を憂えられるなら、よく国を守って、後事におつくしあるようねがいたい」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秦の商鞅が法という語を改めて律と称した後は、全法典の通則を具律と称えるようになり、漢の代に、宰相蕭何しょうかが律九章を定めた時も、また秦の名称に従って具律という名を襲用した(唐律疏義)。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
從つて西漢時代の卿相は、蕭何セウカ・曹參・王陵・周勃・樊噲ハンクワイを始め、沛を中心とした徐・兗二州の人物が多い。東漢時代には光武帝の故郷である南陽出身の大臣が多い。
晋室の南渡と南方の開発 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)