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蕭何
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しょうか
ふりがな文庫
“
蕭何
(
しょうか
)” の例文
「それ故に、国家は今、
蕭何
(
しょうか
)
の任を、ご辺に附与するのである。乱を憂えられるなら、よく国を守って、後事におつくしあるようねがいたい」
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秦の商鞅が法という語を改めて律と称した後は、全法典の通則を具律と称えるようになり、漢の代に、宰相
蕭何
(
しょうか
)
が律九章を定めた時も、また秦の名称に従って具律という名を襲用した(唐律疏義)。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
時ありて梁山泊の豪傑連が額を
鳩
(
あつ
)
めて
密
(
ひそか
)
に勢力拡張策を講ずるなど随分
変梃来
(
へんてこ
)
な事ありてその都度提調先生
私
(
ひそ
)
かに自ら当代の
蕭何
(
しょうか
)
を以て
処
(
お
)
るといふ、こんな学堂が世間にまたとあるべくも覚えず候
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
都に還ると、
献帝
(
けんてい
)
はいよいよ彼を怖れ給うて、自身、
鸞輿
(
らんよ
)
に召して、
凱旋軍
(
がいせんぐん
)
を迎え、曹操を重んじて、漢の
相国
(
しょうこく
)
蕭何
(
しょうか
)
の如くせよと仰せられた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不肖わたくしも、身を屈して、山野に賢人を求めること多年ですが、今の世に、張良、
蕭何
(
しょうか
)
、
韓信
(
かんしん
)
のような人物を望むほうが無理だと思います。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
耳に聞いておぼえておくがよい——まずそれにおる
荀彧
(
じゅんいく
)
、
荀攸
(
じゅんゆう
)
はみな智謀ふかく、用兵に達し、いにしえの
蕭何
(
しょうか
)
とか、
陳平
(
ちんぺい
)
などという武将も遠く及ばん人材である。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「上は
張良
(
ちょうりょう
)
。下は
蕭何
(
しょうか
)
であります」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“蕭何”の解説
蕭 何(しょう か、昭襄王50年(紀元前257年) - 恵帝2年7月5日(紀元前193年8月16日))は、秦末から前漢初期にかけての政治家。劉邦の天下統一を輔けた、漢の三傑(蕭何・張良・韓信)の一人。
(出典:Wikipedia)
蕭
漢検1級
部首:⾋
16画
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“蕭”で始まる語句
蕭々
蕭条
蕭
蕭殺
蕭然
蕭索
蕭関
蕭散
蕭條
蕭譲