“相国”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうこく78.6%
てら14.3%
しやうこく7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なに、天下の相国しょうこくの寵愛を一身に集めたその時のわたくしたちの運勢で申しますと、こんなことは数にも入らないほどの仕事でございました。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「どうだ、よう焼けおったなあ。相国てらも焼けた、桃花文庫ふみぐらも滅んだ、姫もさらいそこねた、はははは」
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
翁はの方で色々自慢話をつてゐるが、そのうちで一番鼻が高いのは、相国しやうこく寺の独山和尚を弟子に持つてゐるといふ事で、相手が相手だけに