“てら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テラ
語句割合
35.3%
29.0%
27.1%
寺院2.6%
1.7%
0.7%
0.7%
相国0.7%
0.3%
寺刹0.3%
庵室0.3%
教会0.3%
0.3%
映照0.3%
自照0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傲慢をっていながら傲慢が三文の値にもならないことに気づいて、私は公園にでも散歩した帰りのような陽気なふうをして見せた。
「あの若者毎日つっしたきり、べずにいる様子だが、あのままいてかつえにになれでもしたら、おれになる。」
一本のわら (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
等が黄色なされて居るのを私は云ひ知れない不安と恐怖の目で見て居るのであつた。ひには両手で顔を覆ふてしまつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
門衛しく遮って、「こらこら、ここは寺院じゃないぞ。今日葬式のあるなあ一町ばかり西の方だ。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
北の方で、をなさぬや紫の電光が時々ぱっぱっと天の半壁してめく。近づく雷雨を感じつゝ、彼等は猶頭上の雲から眼を離し得なかった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
大国主神が海岸に立って憂慮しておられたときに「してり来る神あり」
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
孝孺の此言に照せば、既に其の卓然として自立し、信ずるところあり安んずるところあり、潜渓先生える所の、り立って千古をみ、万象してき無しのに入れるをるべし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「どうだ、よう焼けをつたなあ。相国も焼けた、桃花文庫も滅んだ、姫もさらひそこねた、はははは」
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)
その不落をほこる城楼も巍峨たる姿だが、さすが霊山の華岳はもっと神々しい。仙掌ノ峰、雲台ノをならべたような石峰。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、天子ご名代の入山予告はとうにへ入ってる。儀式万端奉迎のしたくにおいても手落ちはない。——ただ驚いたのは寝耳に水の、到着だった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
内典興隆さむとふ。方将寺刹を建てむときに、めて舎利を求めき、時に、汝が祖父司馬達等便ち舎利をりき。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
この庵室ずまいをしはじめてから、かどわかされの女の子を預かる内職をはじめて、かなりああいう代物を手がけたが、あいつのように根性骨の突っ張った奴は、逢ったことがねえぜ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
「解ってらア、此処教会の狐野郎のことよ。祭壇の上で芝居をやる役者だろうじゃねえか。そだろう。おっ母ア」
反逆 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
月影はこんもりとこの一群している、人々は一語を発しないで耳を傾けていた。今しも一曲が終わったらしい、聴者の三四人は立ち去った。
女難 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
しかし、ものを書きつづけた夜の顏が、朝の光りに、机や窓硝子にうつつた時のあじきなさは、シヨーウインドに突然くたびれた全身を映照しだされたをりの物恥と匹敵する。
鏡二題 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
無念、無想、無我の心で自照し出す。これこそ心の当体だぞと実地のやり方で体験的に示したのであります。そこで文殊は感心して「善き哉」と讃めたのであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)