『雪の宿り(ゆきのやどり)』
文明元年の二月なかばである。朝がたからちらつきだした粉雪は、いつの間にか水気の多い牡丹雪に変つて、午をまはる頃には奈良の町を、ふかぶかとうづめつくした。興福寺の七堂伽藍も、東大寺の仏殿楼塔も、早くからものの音をひそめて、しんしんと眠り入つて …
作品に特徴的な語句
上(たてまつ) 強(こわ) 妾(てかけ) 痛(や) 面(も) 啓(あか) 下(しも) 氷(ひ) 自(おの) 怖(おそろ) 飢(かつ) 傍(かたわ) 掌(つかさど) 庵(あん) 山上(やまのうえ) 小川(こかわ) 寂然(じゃくねん) 実(まこと) 大刀(たち) 私(ひそ) 桶(つう) 喧(かしま) 未(ひつじ) 上(あが) 形(なり) 糒(ほしひ) 怒(いかり) 落居(らっきょ) 悪(あ) 仰(おお) 会(え) 体(たい) 余燼(もえさし) 禁(とど) 熾(おこ) 打棄(うちす) 費(つい) 銭(せん) 更(あらた) 冴(ざ) 凄(すさ) 出(い) 可(べ) 分(ぶん) 遽(あわただ) 古(いにし) 申(さる) 口惜(くちお) 道家(みちいえ) 厭(あ) 退(さが) 卓(つくえ) 洞(うつ) 席(むしろ) 巨刹(きょさつ) 序(つい) 展(の) 廻(めぐ) 御霊(ごりょう) 糊(こ) 舁(か) 思(おぼ) 実(じつ) 築地(ついじ) 落書(らくしょ) 情(じょう) 端(は) 薪(たきぎ) 慌(あわただ) 大書(たいしょ) 蛇足(じゃそく) 懐(なつ) 壮(さか) 懸(かか) 秘(ひそ) 塊(かたま) 執行(しゅぎょう) 戦(いくさ) 戯(ざ) 言伝(ことづ) 坂下(さかもと) 因(もと) 嘗(かつ) 眼(まなこ) 貶(おと) 唆(そその) 相国(てら) 相(すがた) 吾(わ) 名残(なご) 疫病(えやみ) 躾(しつ) 転(まろ) 放下(ほうか) 古(いにしえ) 文(もん) 厭々(あきあき) 厭(いと) 鐘楼(しゅろう) 業(ごう)
題名が同じ作品
雪の宿り (新字新仮名)/ 神西清 (著)