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厭々
ふりがな文庫
“厭々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いやいや
74.1%
あきあき
14.8%
いまいま
3.7%
いや/\
3.7%
エンエン
3.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやいや
(逆引き)
健三は
厭々
(
いやいや
)
ながら同じ答を繰り返すより外に仕方がなかった。しかしそれが
何故
(
なぜ
)
だか彼らを喜こばした。彼らは顔を見合せて笑った。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
厭々(いやいや)の例文をもっと
(20作品)
見る
あきあき
(逆引き)
応仁の乱れが始まって以来の東奔西走で、古い
馴染
(
なじみ
)
を訪ねる暇もなかったのである。自分としては戦乱にはもう
厭々
(
あきあき
)
している。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
厭々(あきあき)の例文をもっと
(4作品)
見る
いまいま
(逆引き)
お定は顔を赤くしてチラと周囲を見たが、その儘返事もせず
俯
(
うつむ
)
いて了つた。お八重は顔を蹙めて
厭々
(
いまいま
)
し気に忠太を横目で見てゐた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
厭々(いまいま)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いや/\
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
斯
(
か
)
う
云
(
い
)
つて
動
(
うご
)
き
出
(
だ
)
しました、
福鼠
(
ふくねずみ
)
が
其後
(
そのあと
)
に
隨
(
つ
)
いて
行
(
ゆ
)
きました、三
月兎
(
ぐわつうさぎ
)
は
福鼠
(
ふくねずみ
)
の
居
(
ゐ
)
た
場所
(
ばしよ
)
へ
移
(
うつ
)
りました、
愛
(
あい
)
ちやんは
厭々
(
いや/\
)
ながら三
月兎
(
ぐわつうさぎ
)
の
居
(
ゐ
)
た
所
(
ところ
)
へ
行
(
ゆ
)
きました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
厭々(いや/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
エンエン
(逆引き)
厭々
(
エンエン
)
トシテ夜飲ス
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
厭々(エンエン)の例文をもっと
(1作品)
見る
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
々
3画
“厭”で始まる語句
厭
厭味
厭気
厭世
厭悪
厭世的
厭世観
厭離
厭勝
厭応
“厭々”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
坪内逍遥
アントン・チェーホフ
小栗虫太郎
小山清
夏目漱石
神西清
中島敦
幸田露伴
小酒井不木