“厭悪”のいろいろな読み方と例文
旧字:厭惡
読み方割合
えんお81.0%
けんお9.5%
えんを4.8%
いや4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とはいへ、此男の存在は彼女にとつて厭はしいものだつた。出会の度を重ねれば重ねるほど、厭悪えんおは益々強くなつて行くのであつた。
水と砂 (新字旧仮名) / 神西清(著)
虫唾むしずが走るほど厭悪けんおの情に駆り立てられて、われながらどうしていいかわからない事もあった。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
わたくしの文が長きがために人の厭悪えんをを招いたことは、争ふべからざる事実である。そして此事実はわたくしをして自家の失錯を承認せしむるに余あるものである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
色々考えると厭悪いや心地きもちがして来た。貧乏には慣れてるがお源も未だ泥棒には慣れない。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)