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えんを
ふりがな文庫
“えんを”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
厭悪
50.0%
厭惡
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厭悪
(逆引き)
わたくしの文が長きがために人の
厭悪
(
えんを
)
を招いたことは、争ふべからざる事実である。そして此事実はわたくしをして自家の失錯を承認せしむるに余あるものである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
是に由つて観れば、門人録も歴世略伝も、猶脱漏あることを免れぬものと見える。今三書を湊合して、新に一の門人録を作ることは容易であるが、読者の
厭悪
(
えんを
)
を
奈何
(
いかん
)
ともし難い。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
えんを(厭悪)の例文をもっと
(1作品)
見る
厭惡
(逆引き)
其
(
そ
)
れで
私
(
わたくし
)
は
反應
(
はんおう
)
してゐます。
即
(
すなはち
)
疼痛
(
とうつう
)
に
對
(
たい
)
しては、
絶※
(
ぜつけう
)
と、
涙
(
なんだ
)
とを
以
(
もつ
)
て
答
(
こた
)
へ、
虚僞
(
きよぎ
)
に
對
(
たい
)
しては
憤懣
(
ふんまん
)
を
以
(
もつ
)
て、
陋劣
(
ろうれつ
)
に
對
(
たい
)
しては
厭惡
(
えんを
)
の
情
(
じやう
)
を
以
(
もつ
)
て
答
(
こた
)
へてゐるです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
現時
(
げんじ
)
の
見解
(
けんかい
)
及
(
およ
)
び
趣味
(
しゆみ
)
を
見
(
み
)
るに、六
號室
(
がうしつ
)
の
如
(
ごと
)
きは、
誠
(
まこと
)
に
見
(
み
)
るに
忍
(
しの
)
びざる、
厭惡
(
えんを
)
に
堪
(
た
)
へざるものである。
恁
(
かゝ
)
る
病室
(
びやうしつ
)
は、
鐵道
(
てつだう
)
を
去
(
さ
)
ること、二百
露里
(
ヴエルスタ
)
の
此
(
こ
)
の
小都會
(
せうとくわい
)
に
於
(
おい
)
てのみ
見
(
み
)
るのである。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
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(1作品)
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