“厭惡”のいろいろな読み方と例文
新字:厭悪
読み方割合
えんを50.0%
いや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れでわたくし反應はんおうしてゐます。すなはち疼痛とうつうたいしては、絶※ぜつけうと、なんだとをもつこたへ、虚僞きよぎたいしては憤懣ふんまんもつて、陋劣ろうれつたいしては厭惡えんをじやうもつこたへてゐるです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
現時げんじ見解けんかいおよ趣味しゆみるに、六號室がうしつごときは、まことるにしのびざる、厭惡えんをへざるものである。かゝ病室びやうしつは、鐵道てつだうること、二百露里ヴエルスタ小都會せうとくわいおいてのみるのである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
思ひ付たり其わけと言は其方そなたも定めて知て居らん飯焚めしたきの宅兵衞は數年奉公して給金きふきん餘程よほど旦那がたに預け有る由然るに彼の宅兵衞は日頃ひごろより其方に心ある樣子やうすなれば厭惡いやで有うが如何いかにもして彼が心に隨ひ一度にても枕を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)