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厭応
ふりがな文庫
“厭応”の読み方と例文
読み方
割合
いやおう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやおう
(逆引き)
自分を口説いて
厭応
(
いやおう
)
なしに、このような計画の中へ引き入れた、土岐十郎頼兼や、多治見ノ四郎二郎国長が、いまさら怨めしく思われるのであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「俺が追ひだすのぢやなからうさ。戦争が
厭応
(
いやおう
)
なしに追ひだしてしまふだらうな。命だつて、この頃の空襲の様子ぢや、あまり長持ちもしないやうな形勢だぜ」
戦争と一人の女
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
うっかり
後口
(
あとくち
)
を廻ろうとして外へ出ると、待ち伏せしていた出先のお神に
厭応
(
いやおう
)
なし持って行かれるというふうだったが、それでもたまには
隙
(
ひま
)
を食う
宵
(
よい
)
の口もあり
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
厭応(いやおう)の例文をもっと
(7作品)
見る
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“厭”で始まる語句
厭
厭味
厭気
厭世
厭々
厭悪
厭世的
厭世観
厭離
厭勝
“厭応”のふりがなが多い著者
佐々木邦
徳田秋声
国枝史郎
坂口安吾