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厭気
ふりがな文庫
“厭気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
厭氣
読み方
割合
いやけ
58.7%
いやき
41.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやけ
(逆引き)
また自然主義の道徳の弊が顕著になって人心がようやく
厭気
(
いやけ
)
に
襲
(
おそ
)
われるとまた浪漫主義の道徳が反動として起るのは当然の理であります。
文芸と道徳
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
少し
厭気
(
いやけ
)
がさして来たというようなところに原因がありはせぬか? もしそのようだったら、君はこう周君に言ってやるがいい。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
厭気(いやけ)の例文をもっと
(27作品)
見る
いやき
(逆引き)
何だかだととても
註文
(
ちゅうもん
)
がむずかしくて、私もそれで
厭気
(
いやき
)
も差したの。自殺したのも、内面にそういう悩みもあったんじゃないの。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
愛想
(
あいそ
)
が尽きたか、
可愛想
(
かわいそう
)
な。
厭気
(
いやき
)
がさしたらこの野郎に早く見切をつけやあナ、惜いもんだが別れてやらあ。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
厭気(いやき)の例文をもっと
(19作品)
見る
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“厭”で始まる語句
厭
厭味
厭世
厭々
厭悪
厭世的
厭世観
厭離
厭応
厭勝
検索の候補
厭味気
気厭
“厭気”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
下村湖人
フランツ・カフカ
三上於菟吉
徳田秋声
谷崎潤一郎
パウル・トーマス・マン
作者不詳
夏目漱石
内田魯庵