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いまいま
ふりがな文庫
“いまいま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
忌々
98.0%
今々
0.4%
厭々
0.4%
可忌
0.4%
忌〻
0.4%
忌忌
0.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忌々
(逆引き)
それが
西八条
(
にしはちじょう
)
へ
籠
(
こ
)
められた
後
(
のち
)
、いきなり、この島へ流されたのじゃから、始はおれも
忌々
(
いまいま
)
しさの余り、飯を食う気さえ起らなかった。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いまいま(忌々)の例文をもっと
(50作品+)
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今々
(逆引き)
その先の方には
今々
(
いまいま
)
どうすることも出来ないでいるものの本当の意味の解決が求められそうにも思われた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
いまいま(今々)の例文をもっと
(1作品)
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厭々
(逆引き)
お定は顔を赤くしてチラと周囲を見たが、その儘返事もせず
俯
(
うつむ
)
いて了つた。お八重は顔を蹙めて
厭々
(
いまいま
)
し気に忠太を横目で見てゐた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
いまいま(厭々)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
可忌
(逆引き)
魔の女め、姿まで
調
(
ととの
)
えた。あれに(
肱
(
ひじ
)
長く森を
指
(
さ
)
す)
形代
(
かたしろ
)
を
礫
(
はりつけ
)
にして、釘を打った杉のあたりに、
如何
(
いか
)
ような
可汚
(
けがらわ
)
しい
可忌
(
いまいま
)
しい
仕掛
(
しかけ
)
があろうも知れぬ。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いまいま(可忌)の例文をもっと
(1作品)
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忌〻
(逆引き)
炉の
隅
(
すみ
)
に転げて居る
白鳥
(
はくちょう
)
徳利
(
どくり
)
の寐姿
忌〻
(
いまいま
)
しそうに
睨
(
ね
)
めたる
眼
(
め
)
をジロリと注ぎ、
裁縫
(
しごと
)
に急がしき手を
止
(
とめ
)
さして無理な
吩附
(
いいつけ
)
、跡引き上戸の言葉は針
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
いまいま(忌〻)の例文をもっと
(1作品)
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忌忌
(逆引き)
脊髄のあたりがすこし
疼
(
うづ
)
くやうな感じがした。書留にしなかつたからと云ふことが殊更不安を感じさせるのであつた。「僅か拾銭を倹約した為に」と思ふと、急に
忌忌
(
いまいま
)
しくもなつてくる。
公判
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
いまいま(忌忌)の例文をもっと
(1作品)
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