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うとま
ふりがな文庫
“うとま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
疎
55.6%
疏
11.1%
可疎
11.1%
可忌
11.1%
可踈
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疎
(逆引き)
親子棄てられて
路辺
(
みちばた
)
に
餓死
(
かつゑじに
)
するのを、私は親子の名誉、家の名誉と思ふのです。今我々親子の世間から
疎
(
うとま
)
れてゐるのは、自業自得の致すところで、不名誉の極です!
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
うとま(疎)の例文をもっと
(5作品)
見る
疏
(逆引き)
父母寵愛して
恣
(
ほしいまま
)
に
育
(
そだて
)
ぬれば、
夫
(
おっと
)
の家に行て心ず気随にて夫に
疏
(
うとま
)
れ、又は舅の
誨
(
おし
)
へ
正
(
ただし
)
ければ堪がたく思ひ舅を
恨
(
うらみ
)
誹
(
そし
)
り、
中
(
なか
)
悪敷
(
あしく
)
成て終には追出され恥をさらす。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
或は人を
妬
(
ねたみ
)
憎
(
にくみ
)
て我身
独
(
ひとり
)
立
(
たた
)
んと思へど、人に
憎
(
にくま
)
れ
疏
(
うとま
)
れて皆我身の仇と成ことをしらず、
最
(
いと
)
はかなく
浅猿
(
あさま
)
し。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
うとま(疏)の例文をもっと
(1作品)
見る
可疎
(逆引き)
可疎
(
うとま
)
しの
吾子
(
あこ
)
が心やと、涙と共に
掻口説
(
かきくど
)
きて、
悲
(
かなし
)
び歎きの余は病にさへ伏したまへりしかば、殿も
所為無
(
せんな
)
くて、心苦う思ひつつも、
猶
(
なほ
)
行末をこそ頼めと文の
便
(
たより
)
を
度々
(
たびたび
)
に慰めて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
言ふも
可疎
(
うとま
)
しげに聞えけれど、さして貫一は
意
(
こころ
)
も留めず
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
うとま(可疎)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
可忌
(逆引き)
彼の
隔
(
へだて
)
無く身近に
狎
(
な
)
るるを
可忌
(
うとま
)
しと思へば、貫一はわざと
寐返
(
ねがへ
)
りて、椅子を置きたる
方
(
かた
)
に向直り
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
うとま(可忌)の例文をもっと
(1作品)
見る
可踈
(逆引き)
打顫
(
うちふる
)
ふ手に十行
余
(
あまり
)
認
(
したた
)
めしを、つと裂きて火鉢に
差爇
(
さしく
)
べければ、
焔
(
ほのほ
)
の急に炎々と
騰
(
のぼ
)
るを、
可踈
(
うとま
)
しと眺めたる折しも、
紙門
(
ふすま
)
を
啓
(
あ
)
けてその光に
惧
(
おび
)
えし
婢
(
をんな
)
は、覚えず
主
(
あるじ
)
の
気色
(
けしき
)
を
異
(
あやし
)
みつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
うとま(可踈)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
まば
うと
おろそか
おろそ
しょ
いまは
いまはし
いまわし
うとまし
あら