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打顫
ふりがな文庫
“打顫”の読み方と例文
読み方
割合
うちふる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちふる
(逆引き)
よろづの物われを
惑
(
まどわ
)
しわれを疲らす。
行
(
ゆ
)
く雲軽く
打顫
(
うちふる
)
ひ、慾情の乱れ、ゆるやかなる小舟の如く、しめやかなる夜に流れ
来
(
きた
)
る。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
得忘れぬ面影に
肖
(
に
)
たりとは
未
(
おろか
)
や、得忘れぬその面影なりと、ゆくりなくも認めたる貴婦人の
鏡
(
グラス
)
持てる手は
兢々
(
わなわな
)
と
打顫
(
うちふる
)
ひぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
そは、かずかずの
薔薇
(
さうび
)
の
打顫
(
うちふる
)
ふいみじき花の姿を
失楽
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
打顫(うちふる)の例文をもっと
(3作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
顫
漢検1級
部首:⾴
22画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打顫”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
与謝野寛
永井荷風