トップ
>
兢々
ふりがな文庫
“兢々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうきょう
84.2%
おづ/\
5.3%
びくびく
5.3%
わなわな
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうきょう
(逆引き)
されば川島家はつねに戒厳令の
下
(
もと
)
にありて、家族は避雷針なき大木の下に夏住むごとく、戦々
兢々
(
きょうきょう
)
として明かし暮らしぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
兢々(きょうきょう)の例文をもっと
(16作品)
見る
おづ/\
(逆引き)
中には下層の新平民に
克
(
よ
)
くある愚鈍な目付を
為乍
(
しなが
)
ら
是方
(
こちら
)
を振返るもあり、中には
畏縮
(
いぢけ
)
た、
兢々
(
おづ/\
)
とした様子して盗むやうに客を眺めるもある。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
兢々(おづ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
びくびく
(逆引き)
主
(
おも
)
に
下町
(
したまち
)
をあらして歩いたんですが、なにしろ物騒ですから暗い晩などに外をあるくのは
兢々
(
びくびく
)
もので、
何時
(
いつ
)
だしぬけに土手っ腹を
抉
(
えぐ
)
られるか判らないというわけです。
半七捕物帳:18 槍突き
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
兢々(びくびく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
わなわな
(逆引き)
得忘れぬ面影に
肖
(
に
)
たりとは
未
(
おろか
)
や、得忘れぬその面影なりと、ゆくりなくも認めたる貴婦人の
鏡
(
グラス
)
持てる手は
兢々
(
わなわな
)
と
打顫
(
うちふる
)
ひぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
兢々(わなわな)の例文をもっと
(1作品)
見る
兢
漢検1級
部首:⼉
14画
々
3画
“兢々”で始まる語句
兢々業々
“兢々”のふりがなが多い著者
風巻景次郎
尾崎紅葉
徳冨蘆花
ヴィクトル・ユゴー
葉山嘉樹
ロマン・ロラン
エドガー・アラン・ポー
南方熊楠
高浜虚子
中里介山