“餓死”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
がし59.3%
うえじに20.4%
うゑじに13.0%
うえじ3.7%
うゑし1.9%
かつゑじに1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“餓死”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)10.5%
文学 > 英米文学 > 小説 物語5.2%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
成経 わしはも一度くり返してあえて言おう。あなたを一人見捨てて都へ帰るほどなら、わしはこの島で餓死がしすることを選ぶ。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
縁は不思議なもので、もしこの竹垣が破れていなかったなら、吾輩はついに路傍ろぼう餓死がししたかも知れんのである。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「すると、わたしを餓死うえじにさせる気だったんだね。呂宋兵衛るそんべえさま、とにかく早くだしてくださいまし」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「この子は、私よりもひもじいのだわ。この子は餓死うえじにしそうなのだわ。」四つ目のパンを渡す時、セエラの手はわなないていました。
折角せっかくうつくしさも、その偏屈へんくつゆゑに餓死うゑじにをして、そのうつくしさを子孫しそんにはつたへぬ。
いまさき、自分で餓死うゑじにしようと考へたのは、なんとそら恐ろしいことだ。
「なんぞ、策はないか。……よい思案は。……ほうっておいたら大高表の者ども、みすみす餓死うえじぬであろうが」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
少年の担いでいる袋の中には、食物が充ち充ちているのであって、道々老人と少年とは、袋から食物を取り出しては餓死うえじにしそうな女や男へ、平等に分けてやるのである。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
餌袋ゑぶくろも持たぬ所を見れば、可哀さうに餓死うゑしんだと見える。
往生絵巻 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
此方こつちに大見識があつて、それが世間と衝突して、その為に憎まれるとか、棄てられるとか謂ふなら、世間は私を棄てんでも、私は喜んで阿父さんと一処に世間に棄てられます。親子棄てられて路辺みちばた餓死かつゑじにするのを、私は親子の名誉、家の名誉と思ふのです。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)