“うえじに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
餓死51.7%
飢死34.5%
饑死13.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町「たとえ此の山奥で餓死うえじにするとも野天のでんで自殺は後日の物笑い、何者のすまいかは知らぬが、少々おえんを拝借いたします、南無阿弥陀仏/\」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
レイモンド嬢は自分の隠してやった賊を、そのまま放っておいたら飢死うえじにをしてしまうだろうということが心配になった。
どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいるいとまはない。選んでいれば、築土ついじの下か、道ばたの土の上で、饑死うえじにをするばかりである。
羅生門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)