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野天
ふりがな文庫
“野天”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のてん
73.3%
のでん
26.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のてん
(逆引き)
にわかに隣り合った
野天
(
のてん
)
ばくちの小屋の者は、見ても無関心だった。第一、ここに立った碑にたいしてすら何の関心もないらしい。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
北支那の
市
(
まち
)
から市を渡って歩く
野天
(
のてん
)
の見世物師に、
李小二
(
りしょうじ
)
と云う男があった。
鼠
(
ねずみ
)
に芝居をさせるのを商売にしている男である。
仙人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
野天(のてん)の例文をもっと
(22作品)
見る
のでん
(逆引き)
折からの日曜で、海岸へ一日がえりが、
群
(
むらが
)
り
掛
(
かか
)
る
勢
(
いきおい
)
だから、汽車の中は、さながら
野天
(
のでん
)
の蒸風呂へ、
衣服
(
きもの
)
を着て
浸
(
つか
)
ったようなありさまで。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
町「たとえ此の山奥で
餓死
(
うえじに
)
するとも
野天
(
のでん
)
で自殺は後日の物笑い、何者の
住
(
すま
)
いかは知らぬが、少々お
椽
(
えん
)
を拝借いたします、南無阿弥陀仏/\」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
野天(のでん)の例文をもっと
(8作品)
見る
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
“野天”で始まる語句
野天掘
野天狗
野天商人
野天声
野天行
野天丁半
野天兵糧
野天博奕
野天小屋
野天芸人
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“野天”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
小山内薫
上司小剣
北原白秋
正岡容
吉川英治
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伊藤左千夫
中里介山
泉鏡太郎