“おろそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
92.2%
5.9%
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この調子では御家中への指南もおろそかになる道理ゆえ、近く隠居をしようと考えるのじゃ、——それについて儂の跡目をどうするかだ
半化け又平 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
勿論この場合あおりがついて音にうなりを生ずる。これは国産の安物ばかりでなく舶来の高い品にもしばしば見受けるから、買う時の注意はゆめおろそかには出来ない。
正にこれ巫女廟の花は夢のうちに残り、昭君村の柳は雨のほかにおろそかなる心地して、かの者餓鷹の雞を見るがごとく、ただ就いてこれ食いおわらんと要したが、また思い返していずれ菖蒲あやめと引き煩い