トップ
>
『半化け又平』
ふりがな文庫
『
半化け又平
(
はんばけまたへい
)
』
がちゃん! 「おや、またやっちゃった」 下女のお松が恨めしそうに、洗い桶の中から縁の欠けた茶碗を取出した。 「どうしてわたしはこう運が悪いのだろう、皿でも茶碗でもわたしが触りさえすれば欠けてしまう。今朝からもう五ツも壊しちゃった。とてもこれ …
著者
山本周五郎
初出
「少女倶楽部」大日本雄辯會講談社、1936(昭和11)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰
(
のけ
)
徒
(
あだ
)
横面
(
よこめん
)
人
(
じん
)
弄
(
なぶ
)
忝
(
かたじけの
)
疎
(
おろそ
)
体
(
たい
)
凄
(
すさ
)
呆
(
ほう
)
戛
(
かっ
)
撫
(
ぶ
)
面
(
めん
)
一人
(
いちにん
)
呻
(
うな
)
拭
(
ぬぐ
)
溜
(
た
)
眼差
(
まなざ
)
紙燭
(
しそく
)
薪割
(
まきわ
)
踵
(
きびす
)
一刻
(
いっとき
)
一手
(
ひとて
)
今宵
(
こよい
)
今日
(
こんにち
)
仔細
(
しさい
)
仕
(
つかまつ
)
伴
(
つ
)
儂
(
わし
)
冴
(
さ
)
凌
(
しの
)
刃
(
やいば
)
刹那
(
せつな
)
勿論
(
もちろん
)
半化
(
はんば
)
占
(
し
)
厨
(
くりや
)
又平
(
またへい
)
口許
(
くちもと
)
叩
(
たた
)
右足
(
うそく
)
呆
(
あき
)
呟
(
つぶや
)
呶鳴
(
どな
)
呻
(
うめ
)
咎
(
とが
)
唆
(
そそ
)
唾
(
つば
)
嗅
(
か
)
囃
(
はや
)
在方
(
ざいかた
)
坐
(
すわ
)
堪
(
たま
)
嬉
(
うれ
)
宜
(
よろ
)
小波
(
さざなみ
)
庇
(
かば
)
廻
(
まわ
)
引摺
(
ひきず
)
弘
(
ひろ
)
悉
(
ことごと
)
悦
(
よろこ
)
悪戯
(
いたずら
)
憚
(
はばか
)
戴
(
いただ
)
括
(
くく
)
据物
(
すえもの
)
捻
(
ひね
)
掻
(
か
)
揉
(
も
)
播州
(
ばんしゅう
)
日向
(
ひなた
)
早業
(
はやわざ
)
曳
(
ひ
)
枉
(
ま
)
枕許
(
まくらもと
)
桶
(
おけ
)
椙江
(
すぎえ
)
止流
(
とめりゅう
)
溜
(
たま
)
溜息
(
ためいき
)
溢
(
あふ
)
火竜
(
かりゅう
)
独楽
(
こま
)
甲斐
(
かい
)
畏
(
かしこ
)
白髯
(
はくぜん
)
眉
(
まゆ
)
眸
(
ひとみ
)
稽古
(
けいこ
)
端坐
(
たんざ
)
竹藪
(
たけやぶ
)
籠
(
こも
)
綽名
(
あだな
)
縹緻
(
きりょう
)
罵
(
ののし
)
羞
(
は
)
脾腹
(
ひばら
)
膝
(
ひざ
)
臥戸
(
ふしど
)