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戛
ふりがな文庫
“戛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かつ
57.9%
か
21.1%
かっ
15.8%
カツ
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつ
(逆引き)
戛
(
かつ
)
、戛、戛、石ころを蹴る馬のひづめに
坂路
(
はんろ
)
の急は度を加えてくる。たまたま、谷へ落ちてゆく石の響きはひどく大きい。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
戛(かつ)の例文をもっと
(11作品)
見る
か
(逆引き)
闇の中で、時々、
戛
(
か
)
つ、戛つ、と何か蹴るような響きがするので、武蔵は、時々、はっとわれに返るような眼をみはった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
戛(か)の例文をもっと
(4作品)
見る
かっ
(逆引き)
紙燭の光をきって木剣が
閃
(
ひらめ
)
いた。はっと椙江が息をひいて見る——と、
戛
(
かっ
)
ともいわず、台上の欠け皿はすっぱりと両断されていた。
半化け又平
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
戛(かっ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
カツ
(逆引き)
つまり木材の部分を
戛
(
カツ
)
、戛、戛ツと拍子をとつて三辺打ち叩くのである。
バラルダ物語
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
戛(カツ)の例文をもっと
(1作品)
見る
戛
漢検1級
部首:⼽
11画
“戛”を含む語句
戛々
戛然
弗列戛艇
戛玉
戟戛
蹄戛
“戛”のふりがなが多い著者
吉川英治
高浜虚子
海野十三
山本周五郎
牧野信一