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紙燭
ふりがな文庫
“紙燭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ししょく
61.4%
しそく
34.1%
ししよく
2.3%
てとぼし
2.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ししょく
(逆引き)
戦いを予感して、寺内ふかく
潜
(
ひそ
)
んでいた僧は、やがて
紙燭
(
ししょく
)
を持って出て来た。そして山門をあけるや否、どこかへ隠れてしまった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
紙燭(ししょく)の例文をもっと
(27作品)
見る
しそく
(逆引き)
ここだろうと、いい加減に見当をつけて、ご
免
(
めん
)
ご免と二返ばかり云うと、
奥
(
おく
)
から五十ぐらいな
年寄
(
としより
)
が古風な
紙燭
(
しそく
)
をつけて、出て来た。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
紙燭(しそく)の例文をもっと
(15作品)
見る
ししよく
(逆引き)
萬治
(
まんぢ
)
三年は正月から大火があつて、湯島から小網町まで燒き拂ひ、二月は人心不安の爲
將軍日光社參延引
(
しやうぐんにつくわうしやさんえんいん
)
を令し、六月には大阪に雷震、火藥庫が爆發し、到頭江戸町家の二階で
紙燭
(
ししよく
)
、
油火
(
あぶらび
)
銭形平次捕物控:047 どんど焼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
紙燭(ししよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
てとぼし
(逆引き)
と云いながら
紙燭
(
てとぼし
)
を
点
(
つ
)
けて土間へ下りてまいり、
直
(
すぐ
)
に戸を明け
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
紙燭(てとぼし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“紙燭”の意味
《名詞》
宮中において夜間の行事で使用した松の枝などでできた照明具。
紙などのこよりを灯油に浸して火を灯す照明具。
(出典:Wiktionary)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
燭
漢検準1級
部首:⽕
17画
“紙”で始まる語句
紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙入
紙袋
紙縒
紙捻
紙芝居
“紙燭”のふりがなが多い著者
吉川英治
三遊亭円朝
徳冨蘆花
国枝史郎
中里介山
幸田露伴
佐々木味津三
夏目漱石
正岡子規
田中貢太郎