トップ
>
油火
ふりがな文庫
“油火”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぶらび
71.4%
アブラビ
21.4%
カンテラ
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶらび
(逆引き)
彼は意外な眼を挙げて、
油火
(
あぶらび
)
には遠い薄暗がりに、じっと相手の顔を
透
(
す
)
かして見た。と同時に怒声を発して、いきなり相手を突き放した。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
油火(あぶらび)の例文をもっと
(10作品)
見る
アブラビ
(逆引き)
宵闇
(
ヨヒヤミ
)
の深くならぬ先に、
廬
(
イホリ
)
のまはりは、すつかり手入れがせられて居た。灯台も大きなのを、寺から借りて来て、
煌々
(
クワウクワウ
)
と、
油火
(
アブラビ
)
が燃えて居る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
油火(アブラビ)の例文をもっと
(3作品)
見る
カンテラ
(逆引き)
お隅の萎れた身体は
鞍
(
くら
)
の上に乗せ、足は動かさないように
聢
(
しっか
)
と馬の胴へ
括付
(
くくりつ
)
けました。
母親
(
おふくろ
)
は
油火
(
カンテラ
)
を突付けて見せる——お隅は編笠、源は
頬冠
(
ほっかぶ
)
りです。坂の上り口まで父親に送られて、出ました。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
油火(カンテラ)の例文をもっと
(1作品)
見る
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“油”で始まる語句
油
油揚
油断
油然
油壺
油画
油蝉
油斷
油単
油煙
検索の候補
油灯火
“油火”のふりがなが多い著者
釈迢空
福士幸次郎
島崎藤村
蒲原有明
折口信夫
芥川竜之介
野村胡堂