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油壺
ふりがな文庫
“油壺”の読み方と例文
読み方
割合
あぶらつぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶらつぼ
(逆引き)
その洋燈は細長い竹の台の上に
油壺
(
あぶらつぼ
)
を
篏
(
は
)
め込むように
拵
(
こしら
)
えたもので、
鼓
(
つづみ
)
の胴の
恰形
(
かっこう
)
に似た平たい底が畳へ据わるように出来ていた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
公郷
(
くごう
)
の浦とも、大田津とも言ったそうです。この半島には
油壺
(
あぶらつぼ
)
というところがありますが、三浦
道寸
(
どうすん
)
父子の墓石なぞもあそこに残っていますよ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
その
際
(
さい
)
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
がいかなる
行動
(
こうどう
)
に
出
(
で
)
たかは、
歴史
(
れきし
)
や
口碑
(
こうひ
)
の
上
(
うえ
)
ではあまり
明
(
あきら
)
らかでないが、
彼女自身
(
かのじょじしん
)
の
通信
(
つうしん
)
によれば、
落城後
(
らくじょうご
)
間
(
ま
)
もなく
病
(
やまい
)
にかかり、
油壺
(
あぶらつぼ
)
の
南岸
(
なんがん
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
油壺(あぶらつぼ)の例文をもっと
(22作品)
見る
“油壺”の解説
油壺(あぶらつぼ)は、神奈川県三浦半島に存在する湾(油壺湾)とその付近(三浦市三崎町小網代の一部)を指す地名。古くから観光地や別荘地として、また日本水準原点の標高を検定するための国土地理院の油壺験潮場があることで有名。
(出典:Wikipedia)
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
壺
漢検準1級
部首:⼠
12画
“油”で始まる語句
油
油揚
油断
油然
油画
油斷
油火
油蝉
油単
油煙
“油壺”のふりがなが多い著者
邦枝完二
福士幸次郎
徳田秋声
夏目漱石
泉鏡太郎
柳田国男
島崎藤村
北原白秋
横光利一
岡本かの子