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油断
ふりがな文庫
“油断”の読み方と例文
旧字:
油斷
読み方
割合
ゆだん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆだん
(逆引き)
油断
(
ゆだん
)
をしているうちに、
達二
(
たつじ
)
はいきなり山男に足を
捉
(
つか
)
まいて
倒
(
たお
)
されました。山男は達二を組み
敷
(
し
)
いて、刀を
取
(
と
)
り上げてしまいました。
種山ヶ原
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「ねずみさん、
油断
(
ゆだん
)
をしてはいけません。
昨日
(
きのう
)
の
昼間
(
ひるま
)
、
人間
(
にんげん
)
がねずみとり
薬
(
ぐすり
)
を
食
(
た
)
べ
物
(
もの
)
の
中
(
なか
)
へいれて、その
辺
(
へん
)
にまいたようですから……。」
ねずみとバケツの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
油断
(
ゆだん
)
をつかれたように、母親はびっくりした。出発の前晩まで、母親はいろいろにくどいた。父親はだまっていたが、
勿論
(
もちろん
)
賛成ではなかった。
白い道
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
油断(ゆだん)の例文をもっと
(37作品)
見る
“油断”の意味
《名詞》
油 断(ゆだん)
続けるべき注意や集中が途切れる、不注意になること。隙を見せること。
(出典:Wiktionary)
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
“油”で始まる語句
油
油揚
油然
油壺
油画
油蝉
油斷
油火
油単
油煙
“油断”のふりがなが多い著者
徳永直
海野十三
中里介山
楠山正雄
小川未明
泉鏡太郎
吉川英治
新美南吉
国枝史郎
泉鏡花