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『白い道』
ふりがな文庫
『
白い道
(
しろいみち
)
』
——ほこりっぽい、だらだらな坂道がつきるへんに、すりへった木橋がある。木橋のむこうにかわきあがった白い道路がよこぎっていて、そのまたむこうに、赤煉瓦の塀と鉄の門があった。鉄の門の内側は広大な熊本煙草専売局工場の構内がみえ、時計台のある中央の …
著者
徳永直
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」1948(昭和23)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約37分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
美
(
うつ
)
止
(
とど
)
妾
(
あたし
)
箒
(
ぼうき
)
見合
(
みあい
)
上
(
あが
)
上被
(
うわぎ
)
埃
(
ほこ
)
気
(
け
)
一
(
ひ
)
嬶
(
かか
)
把手
(
とって
)
菜
(
な
)
葉
(
ぱ
)
田圃
(
たんぼ
)
硝子
(
ガラス
)
眼路
(
めじ
)
白粉
(
おしろい
)
田舎
(
いなか
)
田甫
(
たんぼ
)
馴
(
な
)
片肘
(
かたひじ
)
煙草
(
たばこ
)
点
(
つ
)
淋
(
さび
)
浴衣
(
ゆかた
)
油断
(
ゆだん
)
沢山
(
たくさん
)
気質
(
かたぎ
)
逢引
(
あいびき
)
裾
(
すそ
)
逢
(
あ
)
路地
(
ろじ
)
貴方
(
あなた
)
貴女
(
あなた
)
詰襟
(
つめえり
)
訊
(
き
)
見透
(
みとお
)
鉈
(
なた
)
要慎
(
ようじん
)
筈
(
はず
)
袴
(
はかま
)
袂
(
たもと
)
菜葉
(
なっぱ
)
草履
(
ぞうり
)
若
(
も
)
肘
(
ひじ
)
聴
(
き
)
餉台
(
ちゃぶだい
)
絽
(
ろ
)
午下
(
ひるさが
)
咽喉
(
のど
)
和
(
なご
)
呼吸
(
いき
)
呆然
(
ぼうぜん
)
呆気
(
あっけ
)
吃
(
ども
)
反
(
そ
)
厭
(
いや
)
単衣
(
ひとえ
)
南京
(
ナンキン
)
唖
(
おし
)
匂
(
にお
)
勿論
(
もちろん
)
勿体
(
もったい
)
出奔
(
しゅっぽん
)
出入
(
でいり
)
内儀
(
かみ
)
傲岸
(
ごうがん
)
倅
(
せがれ
)
何故
(
なぜ
)
会釈
(
えしゃく
)
平
(
ひら
)
樹立
(
こだち
)
椅子
(
いす
)
梯子
(
はしご
)
柄
(
え
)
来
(
きた
)
支度
(
したく
)
手絡
(
てがら
)
手拭
(
てぬぐい
)
怖
(
おそ
)
怒鳴
(
どな
)
欠伸
(
あくび
)
岐
(
わか
)
小径
(
こみち
)
容子
(
ようす
)
奴
(
やつ
)
夕闇
(
ゆうやみ
)
坐
(
すわ
)
土堤
(
どて
)
噂
(
うわさ
)
喰
(
く
)