“南京”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ナンキン74.3%
なんきん22.9%
なんけい2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで、流星花火だの、南京ナンキン花火だの、ありとあらゆる花火を買いこんで、それをかばんに入れて、空のうえにとび上がりました。
「さあ、いらはいいらはい。ナガサキ南京なんきん手品ある。太夫さん、椿嬢ちんじょう蓮紅嬢れんこうじょうかけ合いの槍投やりなげ、火をけて籠抜かごぬけやる。看板に嘘ない」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これがまだ六ツ七ツのはなタレごろに、夫婦とも南京なんけいへ夜逃げしたきり音沙汰なし。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)