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あぶらび
ふりがな文庫
“あぶらび”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
アブラビ
語句
割合
油火
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
油火
(逆引き)
萬治
(
まんぢ
)
三年は正月から大火があつて、湯島から小網町まで燒き拂ひ、二月は人心不安の爲
將軍日光社參延引
(
しやうぐんにつくわうしやさんえんいん
)
を令し、六月には大阪に雷震、火藥庫が爆發し、到頭江戸町家の二階で
紙燭
(
ししよく
)
、
油火
(
あぶらび
)
銭形平次捕物控:047 どんど焼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
新宅の
旅籠屋
(
はたごや
)
もできあがるころは、
普請
(
ふしん
)
のおりに出た木の
片
(
きれ
)
を
燈
(
とぼ
)
して、それを
油火
(
あぶらび
)
に替え、夜番の
行燈
(
あんどん
)
を軒先へかかげるにも毎朝夜明け前に
下掃除
(
したそうじ
)
を済まし、同じ布で
戸障子
(
としょうじ
)
の敷居などを
拭
(
ふ
)
いたのも
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
皿の
油火
(
あぶらび
)
はをやみなく明滅する
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
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“あぶらび”の意味
《名詞》
あぶらび【油火】
油に灯芯を浸して灯す火。
(出典:Wiktionary)
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