“忌忌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いまいま33.3%
いま/\33.3%
いやいや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脊髄のあたりがすこしうづくやうな感じがした。書留にしなかつたからと云ふことが殊更不安を感じさせるのであつた。「僅か拾銭を倹約した為に」と思ふと、急に忌忌いまいましくもなつてくる。
公判 (新字旧仮名) / 平出修(著)
そして又斯かる場合になほ官位につて礼拝らいはいの順序を譲り合ひ、其れが為に自分達に迄すくなからぬ時間を空費せしめた官人くわんじんの風習を忌忌いま/\しく思つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
お半も我が身に弱身があるから仕方がない、忌忌いやいやながら音造の云うことをいていたというわけです。