トップ
>
忌味
ふりがな文庫
“忌味”の読み方と例文
読み方
割合
いやみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやみ
(逆引き)
乙羽
(
おとわ
)
もまた紅葉の世話になった男である。が、乙羽もまた硯友社外の誰とでも交際したのが紅葉の気に入らないで折々
忌味
(
いやみ
)
をいわれた。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
きょうもふと云い出したその
忌味
(
いやみ
)
を、相手は一向通じないように聞きながしているので、若いお浜の嫉妬心はむらむらと渦巻いておこった。
半七捕物帳:38 人形使い
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
相変らず、
忌味
(
いやみ
)
ったらしい薄笑いで、当然出なければならないお詫びを意味した挨拶が、いっこう出て来ないから
大菩薩峠:30 畜生谷の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
忌味(いやみ)の例文をもっと
(11作品)
見る
忌
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“忌”で始まる語句
忌
忌々
忌憚
忌日
忌諱
忌避
忌嫌
忌々敷
忌中
忌籠
“忌味”のふりがなが多い著者
村井弦斎
内田魯庵
岡本綺堂
中里介山
田山花袋