“いやみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
厭味66.9%
嫌味25.0%
忌味6.9%
反感0.6%
否味0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隨分厭味出來あがつて、いゝ骨頂ではないか、れは親方息子だけれど彼奴ばかりはうしても主人とははれない
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
し、逸作達が批判的に見る世の子供達は一見可愛らしい形態をした嫌味どい、無教養な粗暴な、かもやり切れない存在だ。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
きょうもふと云い出したその忌味を、相手は一向通じないように聞きながしているので、若いお浜の嫉妬心はむらむらと渦巻いておこった。
半七捕物帳:38 人形使い (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
反感がおきる程、先生は赤ん坊にハラハラしているのを見ると、女中なんて一生するもんじゃないと思った。
放浪記(初出) (新字新仮名) / 林芙美子(著)
自分にそういうものをみし、強くあらんがための芸術、偽りに堪えて慰まんための芸術ではないか。歌人の芸術家だけに旧臭否味なことをいう。道徳かぶれの女学生でもいいそうな芸術批評。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)