“躾”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しつけ48.8%
しつ35.2%
たしな14.4%
たしなみ1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“躾”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
少し氣の勝つた者なら、成る程この血のめぐりの惡さうな醜男をしつけといふ口實でからかつて見たくなることでせう。
それと同時に又なんのしつけをも受けていない芸なしの自分ではあるが、その自分が末造の持物になって果てるのは惜しいように思う。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
「物見遊山や稽古事などは、及びもつかないことですが、俵屋の一と粒種ですから、あんなに嚴しくしつけなくたつて宜いと思ひますよ」
しかし最もしつけに重きを置かれたのは生活の調度の道だったことは、ふた親の性格からして見易き道理であった。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
しかし、さすがは武家の女房で、生れ落ちるからたしなみを教はつて居りますから、その上騷ぎ出すやうなことはしません。
しかし、さすがは武家の女房で、生れ落ちるからたしなみを教わっておりますから、そのうえ騒ぎ出すようなことはしません。
と今時、珍しいまでたしなみい扇子を抜く。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
フト口をきか何か、寝顔はというたしなみで、額から顔へ、ぺらりと真白まっしろ手巾ハンケチを懸けなすった……目鼻も口も何にも無い、のっぺらぽう……え、百物語に魔がすって聞いたが、こんな事を言うんですぜ。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)