“躾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しつけ50.6%
しつ34.6%
たしな13.0%
たしなみ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分たちのしつけがゆき届かなかった、むろん蜜柑の代は払うし、これからはよく気をつける。そうあやまっていると、徳二郎が遮った。
ちいさこべ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
意地の惡いしうとめが嫁を仕込むといふ口實でいぢめるのも、繼母が繼子を、しつけるといふことにしていぢめ拔くのも、皆んな同じことだよ
たしなみ深く何んにも言いはしませんが、その眼は驚異と好奇に燃えて居ることは疑いもありません。私は然しそんな事は眼にもかけぬ態度で
くみは、しかけたようせはしいをりから、ふゆれかゝる、ついありあはせたたしなみ紅筆べにふでで、懷紙くわいしへ、圓髷まるまげびんつややかに、もみぢをながす……うるはしかりし水莖みづぐきのあと。
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)