“水莖”の読み方と例文
新字:水茎
読み方割合
みづぐき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四邊(あたり)を見𢌞(みまは)せば不圖(ふと)眼にとまる經机(きやうづくゑ)の上にある薄色の折紙、取り上げ見れば維盛卿の筆と覺しく、水莖(みづぐき)の跡鮮(あざ)やかに走り書せる二首の和歌
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
お君(きみ)は、しかけた用(よう)の忙(いそが)しい折(をり)から、冬(ふゆ)の日(ひ)は早(は)や暮(く)れかゝる、ついありあはせた躾(しつけ)の紅筆(べにふで)で懷紙(ふところがみ)へ、と丸髷(まるまげ)の鬢(びん)艶(つや)やかに、もみぢを流(なが)すうるはしかりし水莖(みづぐき)のあと。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
お組(くみ)は、しかけた用(よう)の忙(せは)しい折(をり)から、冬(ふゆ)の日(ひ)は早(は)や暮(く)れかゝる、ついありあはせた躾(たしなみ)の紅筆(べにふで)で、懷紙(くわいし)へ、圓髷(まるまげ)の鬢(びん)艷(つや)やかに、もみぢを流(なが)す……うるはしかりし水莖(みづぐき)のあと。
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)