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水莖
ふりがな文庫
“水莖”の読み方と例文
新字:
水茎
読み方
割合
みづぐき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みづぐき
(逆引き)
四邊
(
あたり
)
を
見𢌞
(
みまは
)
せば
不圖
(
ふと
)
眼にとまる
經机
(
きやうづくゑ
)
の上にある薄色の折紙、取り上げ見れば維盛卿の筆と覺しく、
水莖
(
みづぐき
)
の跡
鮮
(
あざ
)
やかに走り書せる二首の和歌
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
お
君
(
きみ
)
は、しかけた
用
(
よう
)
の
忙
(
いそが
)
しい
折
(
をり
)
から、
冬
(
ふゆ
)
の
日
(
ひ
)
は
早
(
は
)
や
暮
(
く
)
れかゝる、ついありあはせた
躾
(
しつけ
)
の
紅筆
(
べにふで
)
で
懷紙
(
ふところがみ
)
へ、と
丸髷
(
まるまげ
)
の
鬢
(
びん
)
艶
(
つや
)
やかに、もみぢを
流
(
なが
)
すうるはしかりし
水莖
(
みづぐき
)
のあと。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
お
組
(
くみ
)
は、しかけた
用
(
よう
)
の
忙
(
せは
)
しい
折
(
をり
)
から、
冬
(
ふゆ
)
の
日
(
ひ
)
は
早
(
は
)
や
暮
(
く
)
れかゝる、ついありあはせた
躾
(
たしなみ
)
の
紅筆
(
べにふで
)
で、
懷紙
(
くわいし
)
へ、
圓髷
(
まるまげ
)
の
鬢
(
びん
)
艷
(
つや
)
やかに、もみぢを
流
(
なが
)
す……うるはしかりし
水莖
(
みづぐき
)
のあと。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
水莖(みづぐき)の例文をもっと
(3作品)
見る
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
莖
部首:⾋
10画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶
“水莖”のふりがなが多い著者
高山樗牛
泉鏡太郎
泉鏡花