“養成”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やうせい57.1%
ようせい42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯樣かやうにすれば自分じぶん發明心はつめいしん養成やうせいし、事物じぶつむかつて注意力ちゆういりよくさかんにするやうになりませう。すなは學生がくせい自營心じえいしんやしな獨立心どくりつしんやしな所以ゆゑんでありませう。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
けれどもそれ實地じつちけるちからは、すこしも養成やうせいすること出來できなかつた。したがつて自分じぶんつてゐる場所ばしよは、この問題もんだいかんがへないむかしがうことなるところがなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
自然にそれらに対する抵抗力ていこうりょくをわれわれの体中に養成ようせいしているのかもしれない。
蛆の効用 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
このはなし何事なにごと分明ぶんめいになつた。それにけても濱島武文はまじまたけぶみむかしながら壯快おもしろ氣象きしやうだ、たゞ一人ひとり帝國ていこく軍人ぐんじん養成ようせいせんがめに恩愛おんあいきづな斷切たちきつて、本國ほんごくおくつてやるとは隨分ずゐぶんおもつたことだ。