“養家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようか50.0%
やうか33.3%
さと16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
養家ようか事件でその特色を強く胸のうちり付けられた私が、これは様子が違うと明らかに意識したのは当然の結果なのです。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
桂次けいじいまをる此許こゝもと養家やうかゑんかれて伯父をぢ伯母をばといふあひだがらなり、はじめて此家このやたりしは十八のはる田舍縞いなかじま着物きものかたぬひあげをかしとわらはれ
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
実家だと思っていたほど、可愛がられて育った、養家さと親のうちは、品川の漁師だった。
柳原燁子(白蓮) (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)