“やうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
八日61.5%
楊家23.1%
養家15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
原口はらぐちたき、いはれあり、さんぬる八日やうか大雨たいう暗夜あんや、十ぎて春鴻子しゆんこうしきたる、くるまよりづるに、かほいろいたましくひたりて、みちなる大瀧おほたきおそろしかりきと。
逗子だより (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
楊家やうかむすめ君寵くんちようをうけてと長恨歌ちようごんか引出ひきいだすまでもなく、むすめ何處いづこにも貴重きちようがらるゝころなれど、このあたりの裏屋うらやより赫奕姫かくやひめうまるゝことそのれいおほし、築地つきぢ某屋それやいまうつして御前ごぜんさまがた御相手をんあいて
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
立出小夜衣がもといたりしに夫と見るより小夜衣はとんいで直樣すぐさま我が部屋へやともなひ何くれとなくつとめをはなれし待遇もてなしに互ひの心を打明つゝかはるまいぞや變らじとすゑの約束までなせしかば千太郎は養家やうか
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)